2007. 5. 7  お疲れ様です。
 
みなさん連休いかがでした? 
私には悲しいお別れがありました。 
同居していた祖母が4月27日に脳梗塞で亡くなりました。 
亡くなる4日前までは自分で車運転して出かけるほど元気な大正生まれ、 
83歳のばあちゃんが倒れてあっという間に逝ってしまいました。 
 
戦争を生き抜き、先立たれた夫の代わりに家族を養ってきた 
気丈な婆ちゃん。 
茶道、華道、琴、三味線、裁縫、不動産業、サービス業、農業と 
なんでもこなしてしまうすげぇ婆ちゃん。 
数年前まで度々海外旅行に行って「ステーキが美味かった!」って言ってた 
ステキな婆ちゃん。 
 
もう会えないかと思うとホント寂しいです。 
でも多分この世に満足して旅立ったのではないかな? 
「こんなに世の中がめまぐるしく変わって、 
平和で豊かな現代まで見ることが出来て幸せだ!」ってよく言ってました。 
戦争の悲惨な話、よく聞かせてくれたなぁ。 
 
これでやっと先立たれた夫と息子たちのもとへ行けたのではないでしょうか。 
今は我が家における婆ちゃんの存在の大きさを日々実感していますわ。 
でもそんなに落ち込んでる訳ではないのでご心配なく。 
 
さて、気がつけばスノーボードって季節じゃなくなってるし。 
サーフィン、ウェイク、自転車と、夏モードに移行ですわ。 
 
写真: 
晩年ばあちゃんが楽しんでいたパッチワーク作品のほんの一部。 
最初で最後の展示会を葬儀場でやらせていただきました。 
ばあちゃん喜んでくれたかな? 
 
  
 

2007. 5. 11  ライダー
 
すっかりスノーボードな気分から遠ざかっている今日この頃。 
しかしこの時期ライダーの皆様はスポンサー回りに 
精を出されているのではないでしょうか? 
 
私ですか? 
もちろん忙しく回っています・・・うそ。 
メールでご挨拶した程度で全然準備ができていません。 
言い訳すればいろいろあるんですが、気持ちに余裕が無いんですね。 
 
でも先日スポンサーであるHEAD(USPジャパン)に招かれて 
京都に行ってきました。 
なんで京都?って思いました? 
HEADのクロスライダーは「HEAD SPEED DIVISION」というチームに 
所属してまして、そのチーム統括マネージャーをされている方が 
京都のショップM'sの宮田社長なんですわ。 
http://www.ms-kyoto.com/ 
http://blog.livedoor.jp/msst1// 
 
そんな関係でUSPジャパンのある千葉に行くことはなく、 
ミーティングは京都で行われることが多いのです。 
林にとっては京都のほうが近いし、ついでに観光もできる。 
かなり調子が良かったりするんですわ。 
 
しかし今回はすごかった。 
まずミーティング会場がXIV京都八瀬離宮! 
あのリゾートトラストが運営している会員制高級リゾートホテルですね。 
しかもオープンしたばかり。 
前から気になってたものの自ら会員になれるわけもないし、 
リッチな知り合いもいませんので行く機会が無かったんですわ。 
それが今回、打ち上げ&来期に向けたミーティングで 
この高級ホテルに宿泊できちゃった訳です。 
 
まぁ高級っていってもちょっとリッチな気分が味わえる程度のホテルかな? 
ぐらいの気持ちで行ってみたら、まずホテル正面の車回しにドアマンがいて 
深々とお辞儀でお迎えしているではないですか? 
軽い気持ちで入っていったので、なぜか「ヤバイ」みたいな感情が 
湧き上がって逃げるように地下駐車場へ。 
もしかして本当に高級? 
たしかに「オーナー様駐車場」とか書いてあるし高級外車がいっぱい停まっている。 
 
恐る恐る荷物を持ってエレベーターでロビーに行ったらマジ焦った。 
そこらじゅう大理石造られたエントランスにホテルスタッフと 
セレブな雰囲気(多分そう見えただけ)のお客様がいっぱい! 
なぜかまた「ヤバイ」って感情が。 
単純に自分が場違いなんでしょうね。 
そして逃げるように宮田社長の待つ客室へ行きましたとさ。 
 
もちろん部屋もすばらしかった。 
スパもレストランも料理も何もかもがセェ〜レェ〜ブゥ〜。 
スペースや装飾などの雰囲気、サービスが予想以上で 
キョロキョロ見ては感心するばかり。 
ショートパンツは失敗だったか? 
安馬くんはサンダルでしたけどね。 
 
国内でまた行きたいと思った数少ないホテルの一つにランクインです。 
とても良い思いをさせていただき、USPジャパン&HEADに感謝です。 
 
もちろん、本題の来期に向けたミーティングもちゃんと行いましたよ。 
空がうっすら明るくなるまで熱いディスカッションが行われたのであります。 
 
ただ成績を出すだけのコンペティター、ただ上手いプロスノーボーダーでは 
自分を含めたスノーボード業界はうまく回っていかない。 
より自分たちライダーが活かされて楽しめて良い思いをするためには、 
スポンサーとどのような関係を築いてどんな行動をするべきか? 
 
誰もが頑張っている部分ですが、なにぶんライダーひとりでは 
たいしたことが出来ないのも事実。 
それをチームとしてより密接にメーカーと協力して活動する。 
もちろん最終的にはメーカーが儲からなければなりません。 
当たり前ですね。 
儲かっていなければ我々には用品すら支給されませんから。 
 
そんな活動を実現するためのミーティングがSPEED DIVISIONでは 
度々開催されているのです。 
内容的には経営、マーケティング、開発、滑走技術などなど 
広範囲な話なんですが、滑っているだけでは気がつかない内容盛りだくさん。 
すごく勉強になるし面白い。 
間違いなく学校では教えてくれないと思うな。 
 
「え〜〜うざぁ〜い!用品もらって楽しく滑れれば良いじゃぁ〜ん」 
そういう方々はそれで良いのではないでしょうか? 
意識が変わって自分の環境が変わるわけですから。 
 
来期、さらにその先に向けたとても楽しみなビジョンをイメージさせて 
もらえて、ライダーとして自分が担う活動が明確になりますね。 
滑りたくなってきました。 
今はムリですけど。 
 
とりあえず、XIVが似合う大人の男になりたいなぁ・・・ 
 
写真: 
そんなの撮るオノボリさん的な行動は慎むべき雰囲気でしたので・・・。