2007. 10. 4  スポーツの秋
 
なにを今さら!って感じで年中スポーツしておりますが、 
やはり秋は涼しくて体を動かすのが気持ち良い季節。 
汗をかくのも苦にならなくてイイ。 
夏は直射日光と地面からの熱でたおれちゃいそうだからねぇ 
 
さて、9月は最近ご無沙汰のアドベンチャー系レースに参戦してきました。 
まずは昨年も参戦した菅平高原でのロゲイン。 
念のためですがリゲインじゃないですぜ。 
(多分昨年も同じこと言った様に思う・・・) 
これオリエンテーリングの大規模バージョンですね。 
菅平高原を使って広範囲な場所に散らばるチェックポイントを探して、 
得点を競うレースです。 
 
今回はいつもの相棒T氏とアドベンチャー初参戦のAちゃんの3名でエントリー。 
昨年は菅平から下った集落メインにポイントを集めていったのだが、 
今年は山の上にある高得点めざし山岳エリアを攻めて昨年よりランクアップを画策。 
残念ながら今年はナイトステージがなくなってしまい、 
ヘッドランプで闇夜を彷徨う面白さがなかったのですが、 
朝6時から12時間の制限時間でおこなわれることに変更はなし。 
そしてあいにくの雨でサバイバル感は増したね。 
(もぉみんなドMなんだから!) 
 
まずはスタート直前に配られる地図でルートを設定。 
我々は菅平スキー場から登山道を使って時計回りでパルコール嬬恋スキー場まで行き、四阿山、根子岳をめぐって戻ってくるという約30km、標高差800mの山岳ルートでポイントを集めることにしたのだ。 
 
さて、まずはゲレンデを直登、そして牧場の牛さんたちの中を歩いて登山道へ突入。 
速攻で靴は中まで濡れ、ぬかるんだ登山道に背丈を越える熊笹が覆いかぶさり我々の行く手をさえぎる。 
しかし我々は高得点の300点を目指してガシガシ山を登って行ったのでした。 
まぁ行きはよいよいですわ。 
 
途中のチェックポイントも確実に稼ぎ、写真なんか撮りながら順調に進んで行くと、等高線が詰まったアップダウンが厳しいエリアに入っていった。 
さすがにそこは足場も悪いし体力的にもきつい。 
しかし300点を目指して険しい山道を進んでゆくと、地図表記と異なる分岐点に出くわした。 
 
「あれ?なにか間違えた?」 
このレース、コンパスは使用しても良いけど高度計は使用しちゃダメなんです。 
しかもガスで周りの地形も判り難い。 
つまり自分の位置を見失うと非常にヤバイのだ。 
「でも多分コッチかな?」って進んでいったら見事にコースミス! 
これに気づいたときにはすでに帰るルートにかなり進んでしまっていて、 
戻るには時間と体力面でキビシイ状況・・・。 
泣く泣く300点は諦めて残りのチェックポイントを周ることに変更。 
 
気持ちは萎えたけどだいたいの登りが終わっているから、 
後は下るだけなので気持ちはちょっと楽。 
心配されたAちゃんの体力も気合で動き続けられているし、 
林とT氏のガラスの膝も問題なさそう。 
オレはグミなんか噛みながらお気楽ハイキングモードになってた。 
そして約11時間動き続けて無事にゴール。 
Aちゃんよく頑張りました! 
 
結果はミスした300点がないのでイマイチでしたが、 
厳しい天候の中、山の中を巡ることが出来て非常に面白かった。 
普段雨の中登山なんて絶対しないもんね。 
残念なのはガスっていて景色が楽しめなかったことかな。 
 
もちろん晩飯は恒例の焼肉。 
今回は2回目の参戦だけに食料補給が上手く出来たので 
それほど飢餓状態にはならなかったものの、 
それでもやはり焼肉は美味いのである。 
ビール飲めないのが今回一番辛くて悔しかったかも? 
 
【写真】 
ロゲインの写真が手元になかったので、とりあえずフィジーの海中写真です。 
魚と一緒に撮りたかったんだが残念ながら上手く撮れなかったのだ。
  
 

2007. 10. 30  感動しました!
 
ご無沙汰です。 
そろそろ雪のたよりが聞こえてきそうな季節になってきましたね。 
海外遠征組が続々と出国していっていますが、林は相変わらずサーフィンなんぞしております。 
スノーボードの準備はまだまだですな。 
 
さて、何に感動したかと言うと日産の新型GT-Rの開発。 
「ガイアの夜明け」を観たんだけど、ポルシェに勝つスポーカーを目指して本気で開発した車で、 
すごく興味がわいた。 
私は以前、自動車関連企業で設計開発の仕事をしていたので、こういうの好きなんです。 
『新型GT-Rが欲しい!』って事じゃなくて、量産が当たり前の日本メーカーが少量生産のピュアスポーツカーを相手に本気で開発し、目標を達成した事に感動! 
正直、日本の環境でポルシェに勝る性能は必要ないのは明白。 
しかし環境やリーズナブルさが重要視される市場のなかで、あえてオーバースペック、高額商品を本気で開発した事はすばらしいですね。 
これは完全に趣味の世界で現実の生活とは別次元の『楽しみ・悦び』によって成り立つもの。 
 
スノーボードもこの部類のモノだと思うんです。 
正直生きていく上で無くても構わないモノなんですが、一部の人々にとっては無くてはならないモノ。 
このスノーボードというアイテムを滑る悦びの為だけに開発するのは大変面白い。 
幸い林はプロスノーボーダーでありHEADにサポートされているライダーでもあるので、 
こういった開発の一部を担っております。 
林の性格的に開発って好きなんですよ。 
より良いものを創造する為に自分のスキルを活用する。 
それがユーザーに評価されたとき、最高に幸せですね。 
HEAD SPEED DIVISION(=HSD)はそれを可能にするチームなんです。 
 
今期HSDは面白い活動を企画中。 
今後、公開していく予定なので期待していてください。 
 
さて、ロゲインの一週間後に三河高原トレイルランニングに参戦してきました。 
これは山の中を走るレースですね。 
今回も友人T氏と共に10km程度のクラスにエントリー。 
しかし当日は生憎の雨模様。 
厳しいレース展開が予想されたが、とりあえず完走目指してスタートしたのでした。 
 
参加選手はマラソン系の方々が多く見受けられました。 
彼らはバックパックや水分などの装備を持たないんですね。 
しかも舗装路用のランニングシューズだったりする。 
トレイルランは登山道などを走るので、靴のグリップは非常に重要なんです。 
案の定、そういった方々は雨でぬかるんだ下り坂でコケまくっていましたね。 
もちろん林はトレイルランニング用シューズを履いていたので問題なし! 
目標にしていた時間内にゴールできたので満足ッス。 
でもマラソン系の人々は平地と登りが速かった。 
まだまだですわ。 
 
来年に向け、トレイルランニングと自転車によるトレーニングは継続してます。 
体は徐々に締まって冬の準備をしております。 
今年は車山高原と高鷲スノーパークはホームゲレンデです。 
はよ雪降れ!